E-MU proteus VX について

Posted on 2008年12月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

良い音源モジュールがほしいということでいろいろ調べてて、E-MU の Vintage Pro に興味を持っていたら、E-MU のサイトから proteus VX がフリーで落とせることがわかった。ソフトウェア・シンセは今回の目的ではないが、E-MU の エレピ系の音を実際に弾いて試してみたいと考えていたので、一昨日 D/L 。インストールしてみる。

日本語版マニュアルがあるみたいな様子だったのに、japanese フォルダに入ってたのは英語マニュアル。調べてみたらこの点は昔かから修正されていないようだ。
インストール後起動してみて、最初に発音用デバイスが見つからないようなメッセージが出てくる。これは OK するしかない。

081218plus.jpg

いじってみるが音の出し方がわからない。音楽を趣味でずいぶん長くやってる上にピアニストなのにこういう電子楽器には本当に疎い。が、IT 業なので、その当りのノリで音が出せるようにできた。[options]-[preference] を探し出し、どっかの Audio タブにドロップダウンで DirectSound に変更する。また入力デバイスについても SD-20 midi input があったので、それを選んだらデジタル・ピアノからの入力で音が出るようにできた。

081218.jpg

1024 音色あったのだが、適当に当りをつけてエレピらしき音を弾いてみる。Rhodes、Wurlitzer がある。YAMAHA の CP の音や FM 音源エレピの音、十分に Nord Electro を意識した音色も見つかる。
これだけでも十分使えるんじゃないかと思うサウンドだった。残念なのはエフェクトの設定が見つからないというところなんだが、まずこれを使って弾いてみて、人に聴いてもらい、印象を確認する必要があると思う。
僕の良い楽器の条件は、いつまでも飽きないで弾いていられるという点だが、いくつかの音については楽しく弾いていられた。
因みに、インターネット上での各種レビューにもあるとおりオルガン系の音は物凄くカッコイイよ。

また、課題があって、デジタルピアノのタッチからほんの少しだけ遅れて音が出てくる傾向があり、間に SD-20 をかましているからかな?なんて考えている。USB からダイレクトに midi in する機材を買ってきて試してみる必要があると思った。

これで、ちょっと方向性が変わってきた。
- ソフトウェア・シンセであっても、PC を持ち歩けばモジュールを持っているのと同じ。
- でも音源モジュールの方が PC を持つよりもトラブルが少ないんじゃないだろうか。
- スピーカーも別途必要かもしれない。キーボード・アンプを買ったら面白いかもしれない。何しろステージ用の機材としての物欲なので。
- デジタルピアノを持ち歩く気は無いので、セミウェイテッドの 61 鍵の midi キーボードも買った方がいいような気もする。

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