サラ・ヴォーンの「クレイジー・アンド・ミクスト・アップ」に収録されている

Posted on 2009年03月20日 | コメント (0) | トラックバック (0)

Love Dance という有名な曲があります。

サラ・ヴォーンが歌ったから有名なのではなく、、、、、ジョージ・ベンソンの Give Me The Night というクインシー・ジョーンズがプロデュースしたヒット・アルバムがあるのですが、そこでの演奏が最も有名だと思います。

僕はこの曲が大好きで、他のミュージシャンが演奏したものもいくつか持っています。いつかやってみたいと思うのですが、今のところ、この曲が合うバンドをやっていません。自宅ではよく弾くのですが、それぐらいです。

作曲者は、Ivan Lins (イヴァン・リンス) というブラジルのシンガー・ソングライターです。この人には「ヴェラス」とか「セテンブロ」とか他にも有名な曲が沢山あるのですが、とにかく、Love Dance は、イヴァン・リンスの曲として、通説です。

しかし、昨日、ラグタイムで飲んでたら驚くべき事実が。
サラ・ヴォーンの「Crazy & Mixed Up」(82 年リリース当時の日本盤)のライナー・ノーツを見ると各曲の作曲者が書いてあるのですが、なんと Love Dance の作曲家がレイモンド・スコットという人になっているではありませんか!。これは知らなかった。
あそこまで明示的に書いてあるとかえって迷います。

では、次に何をするかというと、レイモンド・スコットという人が何者なのか調べたくなります。
調べてみたところ、1908 年生まれのアメリカのポピュラー・ミュージックの作曲家ということがわかりました。公式サイトもあります。
http://www.raymondscott.com/
どんな人なのかと思ってさらに調べてみたら、この人の曲にも Love Dance という曲があるのですね。証拠はこれ↓です。
http://www.amazon.co.jp/Kodachrome-Raymond-Scott-Compositions-Orchestra/dp/B00006HI99
明らかに別の曲だと思うので、これ以上追うのは止めましたが、あのライナーを書いた人が誰なのかという点について記憶があるのですけど書くのは控えます。

Crazy & Mixed Up はサラ・ヴォーンの代表的なアルバムなので、これがリリースされた当時、Love Dance を耳でコピった人もいるだろうなと思うのですが、コピった曲をやるときに「レイモンド・スコットが書いたバラードです」みたいな感じでアナウンスしてライブで演奏してたのかもしれないなと思うと、ちょっとビミョーですね。The Chicken をジャコの曲だと言うのと同じぐらい。

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