2009 GW 金沢-松本 (9. 金沢から松本へ②)
Posted on 2009年05月06日 | コメント (0) | トラックバック (0)
神岡町で R471 に分岐し、松本方面へ。道の駅「宙ドーム・神岡」に寄る。
この日の昼食は特にここで食べるというのを決めないで、途中に多数ある道の駅でバラバラと気になるものを食べようと思っていたのだが、ちょうどお昼どきというのもあって、ラーメンに惹かれてしまった。
神岡町には「奥飛騨らーめん」という名前でご当地らーめんがある。中華料理店からの発祥ではなく、居酒屋メニューから発祥したところが面白い。この地が鉱山で潤ったアーリー昭和時代に、地元の居酒屋が製麺店と協力して、ラーメンを見よう見まねで作ったのが始まりである。
見ての通りスープの色が薄いが、これはうすくち醤油を使うことによるもので、また、山間の町だから出汁は魚系ではない。今は豚骨や鳥ガラだけれど、昔は牛コツで出汁をとったようだ。
2 年前に来たときはちゃんと調べて「八兵衛」という "夜はスナック" みたいなお店で食べてとてもおいしかった。
今回は手軽に道の駅で食べた。水が良いことによるクリーンなスープとその水で打つ麺がおいしい。これが奥飛騨らーめんの特徴である。さらに時間が凍ったようなオールドスタイルの醤油らーめんである。
道の駅「上宝」(かみたから) で岩魚塩焼き。
らーめんを食べたからって買い食いが終わるわけではない。
バックはたぶん焼岳。
「天狗の水」
ペットボトルを持ってきたので、自宅に持ってかえって、ウィスキーを割って飲もうと思ったのだが、ホテルで全部飲んでしまった。
平湯温泉から、たぶん乗鞍岳。道のとおり大きく左カーブすると安房トンネルとなり、国道も R158 に変わる。土地も岐阜県から長野県に変わり、文化圏が東海圏から関東圏になる。(松本市は中央本線が新宿から延びている関係でわりと文化が東京っぽい)
トンネルを抜けると道は下りが多くなり、梓川沿いの、険しいながらも山中を走る。無垢の自然に囲まれた国道である。
北アルプスは火山が多いので沿道にたくさん温泉がある。途中の沢渡温泉には足湯があり、寄ってみた。もしかしたら足湯初体験かもしれない。
クルマで足を使うというとペダルを踏むぐらいだが、運転中は緊張しているせいか疲れがあるようで、足湯はとても気持ちがよかった。時刻は 14:30 ぐらいで上高地に行く観光客は上高地に集中している時間だったし、日も平日だったから、人が少ない足湯で妻と二人でいる時間はほんの少しだったけど、とても楽しかった。
上高地へ行くには、沢渡までマイカーで来て、ここから先はタクシーかバスを利用するようになっている。(上高地は通年マイカー規制である)。そのため沢渡には大きい駐車場がある。足湯を利用する場合はこの駐車場を利用することになるが、駐車場自体は有料だけれど、はじめの 30 分か 1 時間は無料なので安心して利用できる。
梓湖。沿道で最も大きいダム湖。奈川渡ダム。
ダムは東京電力の持ち物なのでダムサイトには TEPCO 館がある。前から気になっていたので行ってみたら、一日の電力の調整がどのようになっているかとか、水力発電の仕組みについて解説してあり、けっこう充実している。周辺の学校の社会科見学などで利用されているのかもしれない。
今回は時間が間に合わなかったけど、ダム下に降りる見学もできるようだ。見学の最終受付は 15:00。
とうぜん下を覗くよね。
ダムがでかすぎて迫力が伝わらない。
引き続き R158 を松本方面へ。
波田町の交差点。スイカが有名。
この辺りは「サラダ街道」という農産物直販所が多いエリアになっている。今度はこの辺りを巡ってみたい。
松本駅前。17:00 頃。都会。
この後、19:00 ぐらいまでホテルで休んだ後、松本在住の大学の後輩と「信州ぢどり亭」という焼き鳥屋で飲む。「北アルプス」と炭火焼の串無しの焼き鳥がすごくウマい。写真を撮ったけれど、うまく写っていませんでした。
2 軒目に、彼が良く行く「小町堂」というワイン・レストランでグデグデになるまで飲む。お店の人がブルースに詳しい人 (実際にプレイもする) で、話をしてみたら KOTEZ さんに会った事があるとのこと。
松本には何度も来てて、その都度場所を変えて飲んだが、掘れば良い居酒屋が多数あると思う。だけれど毎回無計画なところがあるのと、ヤツがそんなに居酒屋に詳しくないので、今度は自分でたっぷりと調べてから訪れたいとココロに誓う。ていうか、すでに計画作り始めてます。
※ つづく
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