2009 GW 金沢-松本 (3. 福井県立 恐竜博物館)
Posted on 2009年05月01日 | コメント (0) | トラックバック (0)
「いけ森」後、余裕があればもう一軒行こうかと考えていましたが、到着当日ということもあり、その後ホテルへ戻りました。(途中で、「葡萄夜」というジャズ屋じゃないけど魔の巣系のお店を見つけて興味を持ったが、今回は行くのをやめた)
「いけ森」での時間が相当楽しかったらしく、ホテルへ戻ったのは 23 時頃。
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明けて翌朝。
2 日目は今回の旅行のメイン、福井県勝山市まで行き「福井県立恐竜博物館」に行きます。
例によって東横インの朝食 A。炒り卵がおいしい。
パンもあった。東横インの朝食は一応各店舗ごとに画一化されているけど、微妙に異なるので案外飽きない。ちなみにもこのクロワッサンもおいしかった。
9:30 頃にホテルを出て、既によく知っている金沢市内をぐるっとクルマで回って金沢西 IC から福井へ向かいます。
クルマで走ること 45 分。福井北 IC で降りて、国道を勝山市まで 20 分強ぐらい (この道がまた気持ち良かった!。)
福井県立恐竜博物館のエントランス。
いきなりこの大きさと深さ。
Wikipedia によると世界三大恐竜博物館とのことですが、そのフレーズ、あながちウソではなく期待させるものがあります。
博物館内は写真撮影 OK ですが、三脚とフラッシュは NG です。(また、一部著作権上の問題で写真撮影 NG のものがあります)
なぜ、福井にこういうかなりキアイの入った恐竜博物館があるのか、それも勝山市というちょっと県庁所在地より離れた場所にあるのか、それは勝山市で恐竜が発掘されるからです。
上の写真はフクイラプトル。
発掘は現在進行形で、研究も現在進行形です。
後で楽しむために、だいぶ写真を撮ったのですが、ブログ上では割愛することにしました。それはこの博物館での驚きをそう簡単に流してはいけないと思うからです。
2007 年に金沢に行ったときも、この博物館まで足をのばすことを考えましたが、ちょっと躊躇しました。だけれども、頑張って来て良かったと思います。幕張で大恐竜博が開催されますが、恐竜博物館では毎日が大恐竜博でした。安易な町おこしとはぜんぜん違いました。
(あと、実は、私の妻が恐竜が好きなんですよ。夫として連れて行かないわけにはいきません。)
お昼は併設のレストランでプテラノ丼。
帰る前に ダイノベンチ にてプロフェッサーと記念撮影。
背景に見えるのは白山連邦です。勝山市はフォーブス誌によると世界で最も綺麗な都市ベスト 10 入りしています。
11:00 頃から 13:30 ぐらいまでじっくり見学しましたが、ぜんぜん時間が足りません。おそらくちゃんと見ようとすると 2 日ぐらいかかるように思います。そんなクオリティの高い博物館が風光明媚な北陸の町にあるっていうのがまたいいです。
最後にもうひとつ。
もちろん、順路に従って博物館を巡るわけですが、最初に展示されている化石が大変美しいのです。ウミユリの化石、長い足跡とともに自らの体ごと化石になったカブトガニ。ギョリュウの欠けた部分の無い全身化石。それらが暗く長い廊下に美術品のように展示してあります。そして廊下の出口にはイグアノドンの化石模型が、発掘された状態を模して、各骨がバラバラになった状態で展示されています。
地球誕生から、今の今までの歴史を 24 時間に圧縮すると、人類の誕生は 23 時 23 分ぐらいという例えがあるのですが、これらの美しい化石を見て、この後の見学に心を躍らせるのと同時に、今、地球で環境を食いつぶしながら人間が生きているずっと以前に、1 億 3000 万年以上の間も大繁栄していた恐竜が、静かに少しづつ、音もなく死に絶え、絶滅していったということに気づかされ、心打たれます。
福井県立恐竜博物館 : http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
こんなのも撮った。
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