信州 2008 (3: 大王わさび農場)
Posted on 2008年08月15日 | コメント (0) | トラックバック (0)
※ この旅行記は 8/10-8/11 のものです。
何時に起きたかは忘れたけど、8 時すぎぐらいに 1F に降りて、朝ゴハン。東横インなので例によってオニギリとお味噌汁を食べる。
夏休みなのでファミリーも多く、平日なので出張のビジネスマンも多い。
食後、ホテルの周りをぐるっと回ってみたりする。地方都市の朝。駅に向かう人もいれば公園で犬を散歩させるオジサンもいる。
ホテルに戻ったら、先のオニギリはすでに無く、そばを食べる人たちがいた。オニギリがなくなっちゃうとソバを茹でてもらえるようだ。
最初に行くのは「大王わさび農場」。安曇野随一の観光地で、もっとも安曇野らしい観光地だと思う。きれいな川がゆったりと流れ、木漏れ日は明るく、青々とした葉の影と絶妙なコントラストを見せてくれる。そして、見上げればアルプスの山が、眺められる。
ホテルを出たのがちょっと早かったので駐車場もまだまだ空きがあった。
大王わさび農場に行く途中。
有名な水車。
アルプスは雲に隠れている。が、晴天。
「大王わさび農場」は公営ではない。豊富で一定な温度を保つ水を利用し、大正時代からわさび農場として営業している。
大王とは、大和王朝のころ、この地を統治していた「魏石鬼八面大王」という大人物のことである。
朝廷に抵抗したものだから、北征に来ていた坂上田村麻呂とやりあい、結局負けてしまったのだが、あまりにも強い奴だから、もう二度と復活しないように、胴体やら首やらその他もろもろバラバラにされて埋められたという伝説がある。
胴体が大王わさび農場のあたりに埋められたとのことで、この地の守り神として祭られている。
いや、「魏石鬼八面大王」はその地を荒らし村人を苦しめた鬼だ、だから坂上田村麻呂が成敗した、という話もある。
以前、司馬遼太郎だったと思うけど、このあたりには安曇野族という土着民族がいて、土地を開墾し生活していたという話を読んだことがある。僕はその安曇野族のリーダーが大王だったんじゃないかと思う。
そんなことを考えながら、\100 の「冷やしたきゅうり+わさび入りモロミソ」をかじったりしてた。
次は「池田クラフトパーク」に行きます。
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