誰も知らない私の悩み
Posted on 2009年10月22日 | コメント (0) | トラックバック (0)
10/18 に Blueheat でのライブを無事に終え、今年のライブは 11/28 の TUBO のみとなった。
12 月はラグタイムの忘年会があるけれど、もしそこでプレイすることがあればプレイするけど、それが無ければ呑むだけである (これはこれで楽しい) 。
悩みとは、スタンダードがプレイできないこと。
今、自分がやっているバンドは自分がリーダーなので、いかようにも出来るけど、バンドは僕だけのものではない。バンドメンバーのものだと思う。それに、バンドを作ったときのコンセプトが「スタンダードの習得で潰れるぐらいなら、やりたいことのうち自分に合ったことを選別してやろう」というものなので、スタンダードを集中してプレイするのはコンセプトからちょっとだけ外れる。
でも、スタンダードをやりたい。恒常的にやりたいわけではなく、一時的だけれども、スタンダードをやりたい。
自分のバンドがジャズのバンドである以上、インプロヴィゼーションに力を注ぐのは必然だと考えており、インプロヴィゼーションに魅力が無くなれば、演奏のクオリティは落ちると思う。
もしインプロヴィゼーション以外を魅力にするなら、2、3 のコードで構成されてるようなインストルメンタル・ミュージックとしてのクオリティを持たせなければならない。
スタンダードをやりたいのは、インプロヴィゼーションのクオリティを高めたいからだ。スタンダードは極端な作りをしていないから、クオリティを高めるのには絶好だと認識している。
ならば、メンバーを説得してスタンダードをやればいいのかもしれないけれど、スタンダードをやりたいのは僕の一存なので、微妙だ。だから、"誰も知らない私の悩み" だ。
10/18 のライブはご祝儀もたくさんあったと思うけど、成功だったと思う。やってることが合ってて、歓迎されているのを感じる。だから、同じ方向で拡大してやり続けると、もっと面白いことが出来そうな気がする。バンドが良い方向に向いていると思う。
自分にもっと時間があれば両方やるんだけど、そういうわけにはいかない。ペースを守って音楽をやるなら絞るしかない。
こういうわけで、もしかしたら、辞めちゃおうかなと、ふと思ってる自分がいるんだな。あー、書いてて怖くなった。こんなの mixi の日記じゃあ書けないよな。
現状、最も音楽的に振り返って足りないことを補いたいと思う。それがインプロヴィゼーションのクオリティだと判断している。
とにかく、こういうことをつい最近考えた。忘れてしまいたくないから日記には書いておこうと思う。
11/28 のライブは、これまでと同じ文脈で演奏する。書いた内容は、それ以降の話だ。
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