夏旅の思い出 (3)
Posted on 2009年08月24日 | コメント (0) | トラックバック (0)
6:30 頃、ごそごそと起きだす。
昨夜、静岡で震度 6- の大きな地震があったことを知り、東京を含めた各地が大雨であることを知る。
ここ、長野県大町市も雨である。ホテルの軒先から粒の大きい雨だれが落ちる音が一晩中聴こえた。
雨の山の朝。
温泉なので朝から風呂に入るわけだが、露天風呂につかりながら、湯船に落ちる雨を眺めていたら面白いことがわかった。雨粒は湯面に落ちてすぐにお湯にとけこまず、しばらく小さい水玉を維持し、コロコロと湯面の波を転がってから、少しずつ小さくなって消えるように溶け込む。成分の違いからなのか水温の違いからなのか、両方なのかわからないけれど、露天風呂にゆっくり入らないと見られないと思う。珍しいことなのか、普通のことなのかもわからない。
朝ゴハン。
R148 を使わず、県道だけで大町市街へ。その後、県道 51 で池田町を通って行く。
大町北郵便局で絵葉書を出す。高校の友人に海外旅行にしょっしゅう行くヤツがいて、海外に行くたびに必ず僕の妻宛に絵葉書をくれるので、その友人に出した。たまにはこちらからも。国内からだけど。
雨の安曇野・池田町。
噂乃湾岸恋愛特急
おやき の うしこし
豊科 IC のすぐ近くにあり、行きやすいけど見つけにくい場所にある。
で、ここの おやき がね、凄くおいしいの！。
母に、安曇野のこの辺りに行くんだよと話をしたら、ぜひ寄ってみてと言われたので、行ってみたのだけれど、行って食べて驚いた。今までに旅先で食べたものベスト 5 に入るかもしれない。
左 : チーズ入り
右 : 野菜ミックス入り
石焼で、パンのような歯ごたえと旨みのある生地。"うしこし" でググれば出てくる。
営業は AM9:30 ～ で無くなり次第閉店。水曜定休 (2009/08 現在)
もし、安曇野に行く機会があれば、オススメです。
この後、サラダ街道を使って山形村まで行って、山形村のマックス・バリューで地産野菜を買う。
諏訪湖。
諏訪 IC まで一般道を使う。
双葉 SA の「もつ丼」
双葉 SA には裏手に庭園があり、その先から富士山が見える。
[メモ]
* 買ってきた酒 : 北アルプス (4合瓶)、白馬錦 (紙パック)
* 糸魚川のココイチの向かいに「蒸気茶屋」というのがあって、評判いいらしい。東京だったら嗅覚が効くので多少不安でも突っ込むんだけど。
* 糸魚川駅前も寂れた感じだけど、クルマをきちんと停めて歩けばよさそうなお店があるようだ。
* 糸魚川のマックス・バリューの近くに元気寿司がある。キトキト寿しが午前の段階で NG だったら、早めに行ってみたらいいかもしれない。
* 予想でもいいので昼ゴハン地点をいくつか決めておくべきだな。
* 佐野 PA のパラダは AM7:30 からでないと開かない。
* 行き当たりで道を選んでも目的地に着けるけど、やっぱり国道をなるべく使おう。古い道の方が目が楽しい。
* 波田町が、なんだかわかんないけど面白そう！。
* 山形村のマックス・バリューにはテンホウがあるよ。ていうか諏訪が発祥なんだ。
今回の旅はこれにて。
夏旅の思い出 (2)
Posted on 2009年08月20日 | コメント (0) | トラックバック (0)
糸魚川から再び R148 を戻り、宿へ。
「ぽかぽかランド美麻」。H5 年より営業している市営の宿。そもそも温泉施設なので日帰り入浴のお客さんが多い。
オリンピック道路に面しており、長野五輪の時は、八方尾根のスキー競技会場と本会場の長野市を結んでいた。
いつもの旅行なら通り過ぎてしまう景色にあるが、こういうところに泊まってみたかったのだ。
お部屋。和8畳。バス・トイレ付。一泊二食 \8500 (税別)。
ひと風呂浴びて、ビールを飲む。至福。
(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1249932619&owner_id=13711785)
売店を上から撮る。そもそも道の駅なのでお土産品も多い。要は通常の温泉旅館と同レベルの施設なのだ。
フロントで LAN ケーブルも貸してくれる。
夕食の席。
酒は、まずビールと、その後、白馬錦の生酒とする。
信州ポークのぶたしゃぶ。ゴマタレでいただく。
信州サーモンの御造り。鱒の養殖が盛んなので、山間自慢の一品。
川魚は僕の好物で、これで白馬錦を飲る。
ままかりと、ホタテの酢の物。海素材のものと嘆いてはいけない。
海のある県の人だけがお客様ではではない。
岩魚塩焼き。これで白馬錦を飲る。ストレートな塩味が硬派な信州の酒とガチで立ち回る。
揚げ物。
茶碗蒸しと、おこわ。
真打の信州そば。ここでの手打ち。夏蕎麦でも、うまいうまい。
波田町のスイカ。波田は、知られざる美味いスイカの名産地。
この日の献立は、ぽかぽかランド美麻の公式サイトでも確認できます。
ぽかぽかランド美麻 : http://www.pokamiasa.sakura.ne.jp/
まるで団体旅行のように部屋でウィスキーの小瓶を飲み。
オードリーの春日とトータルテンボスの藤田が組む DM を 4:3 のブラウン管の TV で見て、ゲラゲラ笑う。
つづく。
夏旅の思い出 (1)
Posted on 2009年08月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)
お盆休みの 8/9-9/10、長野県は大町市にある市営旅館「ぽかぽかランド美麻」に行ってきた。
いつもビジネスホテルに泊まって居酒屋でその土地々々の名物で呑むか、駿河健康ランドに行くのが僕の旅行の基本パターンだけど、久しぶりに 2 食付で一泊してきた。
ていうか、GW 直後に次の旅行先を物色してたら見つけてココだ！と思い、即予約したのだ。だってお盆休み中なんだもの。
写真多め、コメント少なめで行きます。
AM5:00 出発で考えていたけど、AM3:30 に起きてしまった。AM4:30 頃に出発。渋滞前の環八。
これから関越道に入る。
上信越道の横川 SA。8/9, 8/10 はいずれも天気は雨。
標高が高いから雲の中なのか、なかなかな霧だ。
朝ゴハン。田舎うどん。温泉卵に魅了されたのだ。
浅間山。雲が低い。
http://jazzresort.org/shinteshima/blog/images/0904kanazawa/02_asamayama.jpg
↑これは GW にほぼ同じアングルで撮ったもの。
筆塚。更埴 IC で降りて、県道をしばらく行ったところにあった。
あとで調べてみたけれど、その地域に住んでいた字が上手い人とか学がある人が亡くなると建てられた史跡のようだ。この辺りには方々にあるらしい。
道の駅「中条」の おやき。中身は野沢菜。注文すると焼いたのと蒸したのと選択できる。これは焼いたもの。炒まった野沢菜のオイリーなのがよく皮にしみこんでおいしい。
にらせんべい。初めて食べた。韓国料理のチヂミからエスニックを取ったような感じ。辛みそがはさんである。これも郷土料理。
にらせんべい はこのように焼かれる。焼餅 (チャーパイ) にも似てるね。
白馬山麓。八方尾根が見える。長野五輪の会場。
道の駅 おたり から対岸の山を見る。左右が高い山で囲まれており、姫川の谷にへばりつくように道の駅がある。気候のせいか、例によって山が雲よりも高い。ここの景色が、今回の旅行で一番良かった。
道の駅も充実してて、地酒が多数置いてあった。小谷杜氏発祥の地なので、高い酒造技術がある。それだけに酒どころなのだ。
R148 を糸魚川まで下る。糸魚川、親不知のビーチ。
ここは北アルプスがずどーんとイッキに日本海に落ち込み、切り立った崖が続くところでもある。
海沿いは荒い日本海がうねり、背後は 1000m 級の山々がそびえる土地であるため、北陸道を行く旅人にとって最大の難所だった。海沿いを歩くルートしか無かったため、よく波に人がさらわれた。特に冬は風や波が強いから、波にさらわれても助けを呼ぶ声はかき消され、親は子がさらわれたことを、子は親がさらわれたことを知ること無く先に進むしかなかったという話が残っている。
お昼をどこで食べるのか全くリサーチしてなかったので、ココイチのカレーになってしまった。(めぼしいところは満席だったのよ)
上手くいかず不満げなワタクシ。
フィッシュ・フライ・カレー。
これはこれでおいしい。
続く。
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