Gary Bartz と James Spaulding

Posted on 2009年05月31日 | コメント (0) | トラックバック (0)

先日よりの Lighthouse の話もあって、Gary Bartz を久しぶりに聞いたら、James Spaulding を聴きたくなった。
フレディとリー・モーガンのガチバトルの 2 枚組みを聴いて、ジェームス・スポルディングって良いなぁと思っていたのだが、それぐらいしか持っていないので推薦盤の情報を求む。
ジェームス・スポルディングは新主流派と言えばそうだけど、コルトレーン・スタイルのアルトは今時いないと思うので聴くと物凄く新鮮です。

エスペランツァ・スポルディングが 1st アルバムをリリースしたとき、もしかしたら娘なんじゃないかと思って調べてみたら、どうも違うみたい。そういえばスペルが違うよね。

ゲイリー・バーツって、スピリチュアルでコルトレーン・フォロワーだけれど、とても「オレ、黒人」っていう意識が物凄く強いらしい。あのキース・ジャレットですら、その物言いに引いたらしい。

世の中には二種類の男しかいない

Posted on 2009年05月27日 | コメント (0) | トラックバック (0)

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タイトルは、まま言いすぎだけれど、少なくともテナー・マンには。

本日自宅に届きました。9 年ぶりに再発。

参考日記↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=944648890&owner_id=13711785

09/05/23 佐久

Posted on 2009年05月23日 | コメント (0) | トラックバック (0)

私の両親+妹夫婦とあわせて 7 人で長野県佐久市まで行って、R254 で帰ってくるという日帰り旅行に行ってきた。GW に金沢に行ったばかりだけれど、発起人は私の父。クルマは 2 台で。

事故の様子
関越道が乗用車 5 台の事故により大渋滞。通常なら 10-15 分程度で抜けるところが 80 分ぐらいかかったよ。
この写真は渋滞の原因となった事故の様子。見ての通り 1 台が横転してる。

ハイウェイオアシス・パラダより佐久市を望む
佐久平 PA は「パラダ」という公園 (冬はスキー場) と隣接しており、高速から降りなくても公園へアクセスできる。
そこからの眺めがたいへん素晴らしい。

「治助」の かきあげ と もりそば
「治助」というそば屋の かき揚げ・もり 。
そば が美味しいが かき揚げ もスゴイ。
父が "季節の天ぷら" を追加注文したところ、各種山菜の中でアカシアの花の天ぷらが出た。

5/17 の「もったいないライブ」

Posted on 2009年05月17日 | コメント (0) | トラックバック (0)

10:00 の時点では中止ということだったのですが、そんなことはつゆ知らずに 10:30 に千歳烏山の広場に行ってしまいました。

結局、ミュージシャンが集まってしまったということもあり、やるだけやってみようかとラグタイムの隠し楽器と、芦花公園のシモさんの計らいで独自にライブをやりました。「(田中バンド)」と「キース・バンド」だけメンバーが揃っていたので、この 2 つとセッションでやりましたよ。

僕は突如の胃痛のため 13:30 頃退散しましたが、この後も雨は振らなかったし、今頃は撤収も終わって近所の居酒屋で飲んでいるでしょう。

こういう地元のお祭りで演奏するのは、楽しいです。地域に参加しているという感じがして。

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2009 GW 金沢-松本 (10. 東京に帰る)

Posted on 2009年05月07日 | コメント (0) | トラックバック (0)

おはようございます。
ようやく最終日。もうこのぐらいの日数になるとホテルの部屋の乾燥とボディーソープでお肌がカサカサです。

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毎日、食べ続けた東横インの今朝の朝ゴハン。これがあるから旅行中に体調不良を起こしにくいのではないかと思う。3 食正しく食事を採る。

早々と午前中に高速道路に入り、帰るだけの予定としていましたが、まずは自宅用にと新鮮野菜を買うつもりです。
市内中心部から「やまびこ道路」を南に行くと途中の並柳というところに JA の直売所があるのを調べておいたので、そちらの方に向かいます。

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みごとに直売所をスルーしてしまい、気がついたところで U ターンしました。
これは U ターンしたところで撮ったもの。長野の人はアルプスの眺望とともに生活してるのだなと思いました。
いいなぁ、こういう景色のところで生活できて、と思うのですが、今は季節が良いけど冬はうんと寒いでしょう。何しろ冬季五輪が開催された県です。

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今度は無事到着。
ここの直売所はものすごくヤル気があって良かったです。参加している農家さんがどんどんやってきて、置きたいものを置き、徐々に商品が増えていきます。おばさんたちは、山菜はここにまとめた方がいいよねとか、今日は山菜祭りだからねとか、フキの煮たの試食してみませんかとか、ネギ坊主をテンプラにするとおいしいよとか、教えてくれます。

松本一本ネギという、普通の長ネギとアサツキの中間みたいなネギが特産というのを初めて知りました。一束買って帰って、アサツキみたいに細かく切って、冷奴や蕎麦等、いろんなものにかけて食べたところ、ネギネギしさが無く、且つ大量に食べても口の中がネギっぽくならないので良いです。

ネギ坊主も買って来てテンプラにしたところ、実においしい。外側の薄いネギの皮が揚がることによってサクサク感を増し、中身にはタマネギのような甘さがあります。
直売所のおばさんに教えてもらいましたが、ネギ坊主をテンプラにする際は半分に切ってから揚げないと、爆発するそうです。

その後、南松本の AEON に寄って、地場産の豆腐等を買い、ちょっと先の塩尻 IC で中央高速道路に入ります。

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諏訪湖 SA より。GW 初日なのでお客さんがたくさんいます。みんな "これから行く人" で楽しそうですが、僕らは "これから帰る人" なので終わっています。

運転中、反対車線 (下り側) を見ていましたが、やはり JCT やカーブとトンネルが連続するような、スピードの増減がある箇所で混んでいました。
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談合坂 SA で けんちんほうとう。
その他、八ヶ岳 PA でメキシカンなんちゃらというパイ状のパンを買い食い。

15:00 頃、自宅着。

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買ってきた地酒。
 - 満寿泉 (ますいずみ)・辛口本醸造 : 富山市
 - 鮎正宗・本醸造 : 妙高市
 - 一本義・ワンカップ : 勝山市
 - 君の井・本醸造 : 妙高市
 - 雲山・本醸造 : 長野市
 - 大雪渓・紙パック本醸造 : 池田町 (長野県)
 - 久壽玉・純米ワンカップ : 高山市 (飲んじゃったので撮影していない)

「君の井」は、初日の渋滞中につまんなくなって、たまたま近くにあった量販店系のお店で買ったのだが、自宅に帰ってきてから調べたら、評判が良いようだ。

==== メモ ====
* 高速道路上で通行止めが出たら、1 時間やそこらでは撤去されない。早めに高速道路を出ること。IC を出るので混むから高速道路にいる方が時間ロスになる。
* 行き先の地図はなるべくよく書かれているものを購入すること (不意の渋滞に対応するため)。
* 「あらい」の地酒コーナーは 2 ヶ所あるので、買う前に比較してから購入すること (同じ銘柄の四合瓶。
* 東横インのボディソープの類はけっこうカサカサになるので別途持って行くこと (特に女性)。タオルもあるけど別の軽いタオルを持っていった方がいい。
* 行きたいなという居酒屋があれば、当日でもいいので予約をしておくこと。
* 東横インのプリンタの調子が悪い場合があるので、(最初の一杯無料サービスのクーポンとか) 印刷物は事前に印刷しておいた方がよいかも
* ワンカップでもいいので、地酒はなるべく買っておいた方が後で楽しい。
* 東横インの自販機で売ってるミックスナッツはクラッカーも入っててなかなか楽しい。

2009 GW 金沢-松本 (9. 金沢から松本へ②)

Posted on 2009年05月06日 | コメント (0) | トラックバック (0)

神岡町で R471 に分岐し、松本方面へ。道の駅「宙ドーム・神岡」に寄る。

この日の昼食は特にここで食べるというのを決めないで、途中に多数ある道の駅でバラバラと気になるものを食べようと思っていたのだが、ちょうどお昼どきというのもあって、ラーメンに惹かれてしまった。

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神岡町には「奥飛騨らーめん」という名前でご当地らーめんがある。中華料理店からの発祥ではなく、居酒屋メニューから発祥したところが面白い。この地が鉱山で潤ったアーリー昭和時代に、地元の居酒屋が製麺店と協力して、ラーメンを見よう見まねで作ったのが始まりである。
見ての通りスープの色が薄いが、これはうすくち醤油を使うことによるもので、また、山間の町だから出汁は魚系ではない。今は豚骨や鳥ガラだけれど、昔は牛コツで出汁をとったようだ。

2 年前に来たときはちゃんと調べて「八兵衛」という "夜はスナック" みたいなお店で食べてとてもおいしかった。
今回は手軽に道の駅で食べた。水が良いことによるクリーンなスープとその水で打つ麺がおいしい。これが奥飛騨らーめんの特徴である。さらに時間が凍ったようなオールドスタイルの醤油らーめんである。

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道の駅「上宝」(かみたから) で岩魚塩焼き。
らーめんを食べたからって買い食いが終わるわけではない。
バックはたぶん焼岳。

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「天狗の水」
ペットボトルを持ってきたので、自宅に持ってかえって、ウィスキーを割って飲もうと思ったのだが、ホテルで全部飲んでしまった。

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平湯温泉から、たぶん乗鞍岳。道のとおり大きく左カーブすると安房トンネルとなり、国道も R158 に変わる。土地も岐阜県から長野県に変わり、文化圏が東海圏から関東圏になる。(松本市は中央本線が新宿から延びている関係でわりと文化が東京っぽい)
トンネルを抜けると道は下りが多くなり、梓川沿いの、険しいながらも山中を走る。無垢の自然に囲まれた国道である。

北アルプスは火山が多いので沿道にたくさん温泉がある。途中の沢渡温泉には足湯があり、寄ってみた。もしかしたら足湯初体験かもしれない。
クルマで足を使うというとペダルを踏むぐらいだが、運転中は緊張しているせいか疲れがあるようで、足湯はとても気持ちがよかった。時刻は 14:30 ぐらいで上高地に行く観光客は上高地に集中している時間だったし、日も平日だったから、人が少ない足湯で妻と二人でいる時間はほんの少しだったけど、とても楽しかった。

上高地へ行くには、沢渡までマイカーで来て、ここから先はタクシーかバスを利用するようになっている。(上高地は通年マイカー規制である)。そのため沢渡には大きい駐車場がある。足湯を利用する場合はこの駐車場を利用することになるが、駐車場自体は有料だけれど、はじめの 30 分か 1 時間は無料なので安心して利用できる。

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梓湖。沿道で最も大きいダム湖。奈川渡ダム。
ダムは東京電力の持ち物なのでダムサイトには TEPCO 館がある。前から気になっていたので行ってみたら、一日の電力の調整がどのようになっているかとか、水力発電の仕組みについて解説してあり、けっこう充実している。周辺の学校の社会科見学などで利用されているのかもしれない。
今回は時間が間に合わなかったけど、ダム下に降りる見学もできるようだ。見学の最終受付は 15:00。

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とうぜん下を覗くよね。
ダムがでかすぎて迫力が伝わらない。

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引き続き R158 を松本方面へ。

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波田町の交差点。スイカが有名。
この辺りは「サラダ街道」という農産物直販所が多いエリアになっている。今度はこの辺りを巡ってみたい。

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松本駅前。17:00 頃。都会。

この後、19:00 ぐらいまでホテルで休んだ後、松本在住の大学の後輩と「信州ぢどり亭」という焼き鳥屋で飲む。「北アルプス」と炭火焼の串無しの焼き鳥がすごくウマい。写真を撮ったけれど、うまく写っていませんでした。
2 軒目に、彼が良く行く「小町堂」というワイン・レストランでグデグデになるまで飲む。お店の人がブルースに詳しい人 (実際にプレイもする) で、話をしてみたら KOTEZ さんに会った事があるとのこと。

松本には何度も来てて、その都度場所を変えて飲んだが、掘れば良い居酒屋が多数あると思う。だけれど毎回無計画なところがあるのと、ヤツがそんなに居酒屋に詳しくないので、今度は自分でたっぷりと調べてから訪れたいとココロに誓う。ていうか、すでに計画作り始めてます。

※ つづく

2009 GW 金沢-松本 (8. 割石の高崖)

Posted on 2009年05月05日 | コメント (0) | トラックバック (0)

「高崖」は "たかはな" と読む。
5/1 の昼は、特に観光の目的も無く、ただ金沢から松本まで快適にドライブするだけが目的だったが、もし道中で気づければ見たいと思っていたのが、この割石温泉近くの崖である。

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僕が走っている道は国道 41 号といって、名古屋市から富山市を結ぶ一般国道である。途中に高山市があり、古くから日本海側と太平洋側を結ぶ街道として、物資の輸送に使われている。今は東海・北陸自動車道が開通したので以前よりは交通量が減っているだろうが、自動車道ではトレーラーや危険物運送トラックが通行できないという事情があり、まだまだ現役の国道である。

例によって、旅行前にいろいろ調べていたのだが、こういうページがヒットした。

「山さ行がねが : 割石の高崖みち」: http://yamaiga.com/road/wariisi/main.html

このページを見つけたおかげで、旅行前の 2 週間ぐらい、昼休みはこのサイトを見るのに費やしてしまった (とても面白い)。
歴史好きなので、廃道や旧道といった道の歴史について興味を持つようになる。

崖の写真をよく見ると、中ほどに横筋が見える。あれが道である。「山さ行がねが」では実際に歩いているようで、詳しくレポートしている。道幅は 1m ほど、高さは 50m 以上あるように見える。
手前に見える現在の国道 41 号 (= 飛騨街道) は右にグイッと曲がり「二つ屋橋」という橋になって、深い谷を渡る。
橋から崖の道までの見える部分のちょうど 3 倍ぐらい、高さがあると考えて差し支えない。

ガードレールが無い崖上の道。それも古道。

50_gake_help.jpg
分かりやすく黄色い線を引いてみた。

大正期ぐらいまでは荷物を背に乗せた人や牛が通行したらしい。転落事故も実際にあったようだ。
臨場感あるレポートは「山行が」に譲ることにして、今、楽しく観光目的で走る飛騨街道も、かつては険しい歴史があったんだと思うと、ふと立ち止まりたくなる景色である。観光ガイドにも載っていない。
また、こういう旧道をはっきりを見ることができる道もなかなか少ない。

2009 GW 金沢-松本 (7. 金沢から松本へ①)

Posted on 2009年05月04日 | コメント (0) | トラックバック (0)

石川県・金沢市から長野県・松本市まで向かいます。

ルートは以下のとおり。

0501route.jpg
金沢東 IC から北陸自動車道で富山 IC まで。R41 で神岡まで。平湯にて安房トンネルを抜けて R158 で松本市まで。
北アルプスをくぐる道です。安房トンネルが出来るまでは完全に山越えでした。ずいぶん前に自分の運転で越えたことがあります。つづら折が多く安心な道ではないですが、個人的には大好きな道でした。

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当日の朝飯。昨日は無かったソーセージがある。

8:30 頃にホテルをチェックアウト。まずは祖母や叔父叔母宅に さよならまたね のご挨拶に行きます。

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佃煮をお土産にします。
佃屋 : http://www.tukudani.co.jp/
お土産も購入しましたが、自宅用にも買いました。小鮒の佃煮と、なんといっても ごり の佃煮。
これらを肴に日本酒を呑もうと思って。

佃煮は日持ちするのでお土産にいいですよ。

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佃屋の裏、主計町 (かずえまち) の裏路地。

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主計町。浅野川沿い。

10:00 過ぎぐらいに金沢を後にしました。

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北陸自動車道。もうすぐ富山 IC ぐらいのところ。
もしこちらの方に行くことがあれば車窓もぜひ気にしてください。散居村というこの土地独特の町並みを見ることができます。

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富山 IC を出て R41 を南へ。

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途中にあった酒の量販店で地酒を購入。

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道の駅「細入」で、鮎の塩焼き。(好物)
隣のテーブルでは、地元のオジサンが鮎を肴に缶ビールを飲みながら、鮎の塩焼き屋台のおじさんと、「昨日、知り合いが山菜採りに山に入ったんだ。昨日帰ってこなかったんだ。捜索出てるんだ。」なんて話をしてます。

49_do.jpg
「土」(ど) という地名のところより。右に見える川は高原川。
山がどんどん深くなります。しかし幹線国道ですので、クルマの通行が多いですよ。
グッド・ミュージックをカーステレオで聴きながら、気持ちよくドライブします。

2009 GW 金沢-松本 (6. 穆然 bokunen)

Posted on 2009年05月03日 | コメント (0) | トラックバック (0)

金沢市尾山町にあるジャズ屋。
2002 年ぐらいに初めて訪れて、クオリティの高いジャズ屋だなと思い、金沢に来た際は必ず行く。
自サイトでもずいぶん前から紹介していたこともあり、お店の方とはなんとか顔見知りでいられる。

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先の尾山神社から武蔵ヶ辻 (北の方向) に向かって 2 つ目の信号 (下堤町南) で右に入る (尾崎神社へ向かう) 。
すぐに右側に上の写真のような看板が見える。「Zig」というレストラン等が入ったモダンな建物なのだが、武家屋敷跡なのか土塀に囲まれている。

38_bokunen.jpg
その土塀沿いの細い路地を入ると門がある。穆然の入口は二つあるが、こちらの方が好き。

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日本庭園を抜けると入口がある。大きな厚い扉を開けると、ジャズ屋独特の芯のある熱い音が耳に入り、充満する。

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カウンター。

穆然に来ると必ず思うのだが、お店が大変洒落ているわりに、お洒落じゃない部分でジャズをちゃんと判っていると感じられ、感心する (マイルスの年表が貼ってあったりしてね)。お店の作りについて、オーナーさんがジャズを本当に好きで、それに対して合うと思うクオリティの高い空間を、提供したいという心意気が強く感じられる。
しかし、決して煩くない。

金沢尾山町 ジャズ喫茶&ジャズバー Jazz Spot 穆然
http://www.ebokunen.com/

そういえば、このお店でレコードのリクエストをしたことが無い。今度行ったときはリクエストしてみよう。

2009 GW 金沢-松本 (5. 夜の長町武家屋敷を歩く)

Posted on 2009年05月02日 | コメント (0) | トラックバック (0)

「赤玉」の後、尾山町の bokunen に行くのだが、少し遠回りをする。
片町交差点から一本裏に入り木倉町という昔からの飲み屋街を抜けると長町というかつての武家屋敷跡があり、観光地になっている。
僕がなじみのある金沢の家からはちょっと距離があるので、あまり行ったことは無いのだが、古い金沢の名残がある夜道を歩くのもきっと愉しいだろうと思い、歩く。

30_kigura.jpg
①木倉町の外れ

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②木倉町の外れにある古い菓子店

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③老舗記念館の前

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④野村家の手前の路地を入り

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⑤クランク状になった箇所を抜ける。こういう入り組んだ道は江戸時代から続く古い武家町によくある。人に追われた時のため。因みに祖母宅のところもこうなっている。

35_bukeyashiki.jpg
⑥北国新聞会館へ向かって右に曲がる。

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⑦尾山神社。

大変暗い道だが、観光地ということもあり、途中に雰囲気の良い飲食店等がある。また、塀の内側はそこにお住まいの人のお宅である。なので夜に歩くのなら静かに歩くところである。

以下が歩いたルート
kanazawa_map.jpg

2009 GW 金沢-松本 (4. おでん「赤玉」本店)

Posted on 2009年05月02日 | コメント (0) | トラックバック (0)

2 日目の夜は、おでん です。
金沢の居酒屋をネットで調べてると、おでん 屋が多いのに気がつきます。よくよく調べてみると大変おいしいらしく、左利きにはずいぶんと評判がいい。2002 年に金沢に行った時から気になっており、いつかは おでん に行ってみようと思っていました。

「赤玉」(あかだま) は市内の おでん 屋では老舗のうちの一つです。地元では最も有名かもしれません。
支店がいくつかありますが玄人向けなので、ガイドブックに優しく掲載されている本店に行くことにしました。

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金沢の表裏における最大の繁華街・片町の交差点に「赤玉本店」があります。

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19:00 頃に行き、カウンターへ。やや席に余裕がありましたが、その後まもなく満席になりました。カウンターでは引退した学校の先生が再会を愉しんだり、出勤前のママ (着物) と楽しく飲むパパがいます。
※ テーブル席や個室もあります。2F 席もあります。takeout も OK です。

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卵だけを 2 人前にしてもらい、盛り合わせにします。種は向こうの卵から時計周りで、糸こんにゃく、焼き豆腐、謎の袋(油揚げの中にワラビが包まれている)、魚団子 (つみれ)、ダイコン、ソーセージ、ロールキャベツ、串は銀杏。
おつゆは見てのとおり、白です。

またしても僕はここでノックアウトされました。おいしい!。これをきっかけに、今、おでん が自分の中で盛り上がっています。さっぱり でも こってり でも無い、ソーセージから山菜までカバーする複雑なおダシが、各おでん種と相乗効果になって食べ手を幸せにします。

酒は天狗舞と宗玄にしました。

どれがおいしかったかというと、焼き豆腐とロールキャベツ。おでん に焼き豆腐という種は、今までありそうで食べたことがありませんでした。帰京後、自宅で試してみましたがなかなかしみててオイシイです。
ロールキャベツも、具は挽肉ではなく牛スジのコマギレでした。これが、シイタケその他、わりとコクのある野菜と一緒に包まれています。
ちなみに「赤玉」の おでん 以外の主力メニューは牛スジの煮込みと湯豆腐です。

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お造りもありました。魚もおいしい。おでん の間に、こういうものも口に運ぶと。

赤玉本店 : http://www.oden-akadama.com/

※ 金沢に おでん屋が多い理由について NHK 金沢のサイトに情報がありました↓。
http://www.nhk.or.jp/kanazawa/program/001/gimon/2006/06-11-21.html

2009 GW 金沢-松本 (3. 福井県立 恐竜博物館)

Posted on 2009年05月01日 | コメント (0) | トラックバック (0)

「いけ森」後、余裕があればもう一軒行こうかと考えていましたが、到着当日ということもあり、その後ホテルへ戻りました。(途中で、「葡萄夜」というジャズ屋じゃないけど魔の巣系のお店を見つけて興味を持ったが、今回は行くのをやめた)
「いけ森」での時間が相当楽しかったらしく、ホテルへ戻ったのは 23 時頃。

****

明けて翌朝。
2 日目は今回の旅行のメイン、福井県勝山市まで行き「福井県立恐竜博物館」に行きます。

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例によって東横インの朝食 A。炒り卵がおいしい。

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パンもあった。東横インの朝食は一応各店舗ごとに画一化されているけど、微妙に異なるので案外飽きない。ちなみにもこのクロワッサンもおいしかった。

9:30 頃にホテルを出て、既によく知っている金沢市内をぐるっとクルマで回って金沢西 IC から福井へ向かいます。

クルマで走ること 45 分。福井北 IC で降りて、国道を勝山市まで 20 分強ぐらい (この道がまた気持ち良かった!。)

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福井県立恐竜博物館のエントランス。

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いきなりこの大きさと深さ。
Wikipedia によると世界三大恐竜博物館とのことですが、そのフレーズ、あながちウソではなく期待させるものがあります。

博物館内は写真撮影 OK ですが、三脚とフラッシュは NG です。(また、一部著作権上の問題で写真撮影 NG のものがあります)

22_raptar.jpg
なぜ、福井にこういうかなりキアイの入った恐竜博物館があるのか、それも勝山市というちょっと県庁所在地より離れた場所にあるのか、それは勝山市で恐竜が発掘されるからです。
上の写真はフクイラプトル。
発掘は現在進行形で、研究も現在進行形です。

後で楽しむために、だいぶ写真を撮ったのですが、ブログ上では割愛することにしました。それはこの博物館での驚きをそう簡単に流してはいけないと思うからです。

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2007 年に金沢に行ったときも、この博物館まで足をのばすことを考えましたが、ちょっと躊躇しました。だけれども、頑張って来て良かったと思います。幕張で大恐竜博が開催されますが、恐竜博物館では毎日が大恐竜博でした。安易な町おこしとはぜんぜん違いました。
(あと、実は、私の妻が恐竜が好きなんですよ。夫として連れて行かないわけにはいきません。)

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お昼は併設のレストランでプテラノ丼。

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帰る前に ダイノベンチ にてプロフェッサーと記念撮影。
背景に見えるのは白山連邦です。勝山市はフォーブス誌によると世界で最も綺麗な都市ベスト 10 入りしています。

11:00 頃から 13:30 ぐらいまでじっくり見学しましたが、ぜんぜん時間が足りません。おそらくちゃんと見ようとすると 2 日ぐらいかかるように思います。そんなクオリティの高い博物館が風光明媚な北陸の町にあるっていうのがまたいいです。

最後にもうひとつ。
もちろん、順路に従って博物館を巡るわけですが、最初に展示されている化石が大変美しいのです。ウミユリの化石、長い足跡とともに自らの体ごと化石になったカブトガニ。ギョリュウの欠けた部分の無い全身化石。それらが暗く長い廊下に美術品のように展示してあります。そして廊下の出口にはイグアノドンの化石模型が、発掘された状態を模して、各骨がバラバラになった状態で展示されています。
地球誕生から、今の今までの歴史を 24 時間に圧縮すると、人類の誕生は 23 時 23 分ぐらいという例えがあるのですが、これらの美しい化石を見て、この後の見学に心を躍らせるのと同時に、今、地球で環境を食いつぶしながら人間が生きているずっと以前に、1 億 3000 万年以上の間も大繁栄していた恐竜が、静かに少しづつ、音もなく死に絶え、絶滅していったということに気づかされ、心打たれます。

福井県立恐竜博物館 : http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

こんなのも撮った。

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