Blossom Dearie Gone

Posted on 2009年02月15日 | コメント (0) | トラックバック (0)

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ブロッサム・ディアリーについて。まだ mixi やり始めの 2004 年ぐらいから付き合いのあるマイミクが、当時この人のことを気にしており、それがきっかけで聴いてみたのが、はじめだった。

女性のボーカルものは、それはもうたくさんのボーカリストがいるので、ボーカルをやっている女性か、ジャズ親父か、プレイしないジャズマニアぐらいしか、その奥行きを知ることが無いジャンルだけど、実はジャズでも最も華があって、引力があるジャンルだと思う。
そんなわけで、この人のことは、そういうきっかけがなければ、ほとんど聴くことは無かったと思う。要はなおざりにしてた。

Cafe Apre midi のコンピレーション盤を聴いてみて、ラウンジ系の DJ が好みそうなポップな曲もあるけれど、特に気に入ったトラックは何かのライブ盤からの曲である。調べてみたらロンドンのロニー・スコットのライブ盤からの曲で、1 note samba とか Tee For 2 とかをベース,ドラム入りのトリオでやっている。なおピアノは本人による。

ブロッサム・ディアリーはとにかく声が可愛い。

それでいて NY 出身の才女で、フランス語で歌う曲もあるようだ。"NY のため息" といえばヘレン・メリルだけれど、メリルはちょっとしょっぱいところがあるけど、ブロッサム・ディアリーは、ため息系といえばそうなんだけど、とにかく可愛いので、しょっぱいところが無い。甘いものに油断してしまい、不覚にも癒されてしまう。
(今風の残念な表現に直してしまうと「萌え」)

昨日は、ロニー・スコットのライブ盤を探しに新宿へ行ったのだが、結局、デビュー盤を買ってきた (左のジャケット)。バックはハーブ・エリスとレイ・ブラウンと Jo Jonse である。おー、ジョー・ジョーンズだよ!。

名前は聞いたことがあるけど、実際に音を聴いたことが無いという演奏家系のジャズ・ファンにお勧めです。そういうオッサンな人は、たぶんヤラれると思います。可愛いのになかなかストレート・アヘッドなところがあります。
また、逆に Sex And The City が好きな方にもお勧めです。仕事もできて、強くありたいと思う反面、可愛いところを失いたくないということに憧れるなら、こういう人がいたんだなというお見本になると思います。

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