12/16 の忘年会がとても楽しかったという話

Posted on 2007年12月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

12/16 に、千歳烏山のジャズ屋「ラグタイム」の忘年会があった。
「ラグタイム」はジャズ屋だけどライブ・ハウスではないので、忘年会自体は「TUBO」という、同じ千歳烏山にあるライブ・ハウスを使ってやる。

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この忘年会をやるようになって、たぶん、5~6 年だと思うけど、これまでは毎年バンドが複数立ってという形式だった。で、1 バンド 15~20 程度の持ち時間で、ちょうどジャズ・フェスのような感じでやるのが通例だった。自分のリーダー・バンドで、1 回出たことがある。(因みに、去年は nori さんのバンドで出た)

今年は、一応、パーマネントなバンドは出るけど、それは最小にして、そのバンド + ゲストという形式だった。
↓は依田さんのバンド。ファンクをやっており、柴田さん (左側のギターの人) がゲスト。

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依田さんはバッパーという印象が強かったので、正直、実際に音を聴くまで懐疑的だったが、このファンクが凄く良かった。忘年会の雰囲気が、本格的にアッチに行ったのは、ここからだと思う。
バックのジェンキンスやグッチィが、比較的ファンクに強いのは知ってたけど、依田さんが上に乗ることで、70 年代の新主流派のミュージシャンが作ったファンクアルバムと、同じようなサウンドが出ていたと思う。こういうのは、あの時代にリアルタイムにジャズを聴いていた人でないと出ないんじゃないかと感心したりした。

ゲストがいるということで、プロも出る場合も。
下は「take 5」(タケゴ) バンドにゲストで泉邦宏さんが入っている。泉さんは "渋さ" の人。

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写真では泉さんだけだけど、別のセットでは、ボブ斉藤さんも、ゲストで出たりしている。(界隈ではボブさんは最重要人物)

わけへだてなく本気でやってくれているので、アマチュアとしてはとても嬉しい。だって、すげぇ上手い人とやってるんだもの。すげぇ上手い人がアマだったら凹むけど、プロだったら、とにかく楽しくってたまらないよね。例えば、上の写真で言えば、左側のギタリストはロドさんと言って、僕の大学のジャズ研の先輩で当然アマなんだけど、この人のプレイに泉さんが絡んだり、その逆の状態になったり。

僕の知る限りの他のライブ・ハウスのセッションだと、プロが出るような状況になったら、みんなそれを聴くだけで煽ったりしない。バックを任されたアマは失礼が無いようにプレイするだけだ。なかには果敢にプレイするプレイヤーもいるけれど、本当に演奏を楽しんだ状態まで行くのはなかなか難しい。

ジャズは、アマでもお金をもらってライブをやっている人が珍しくないので、アマとプロの境界線がとてもグレーだけど、かといって演奏内容はアマとプロでは格段に違う。格段に違う状況でも自分のプレイをし、また、プレイさせてくれることが、この千歳烏山界隈のジャズ屋ではよくある。この点が僕がこの辺りで音楽をやり続けたいと思う大きな理由だ。

で、今年の僕だが、バンド形体での出演ではなかったので、最初から飛ばして飲めて、とても楽しかった。(一応、1 曲 + α だけプレイしたけど)
ここ数ヶ月、仕事に完全に精力を抜かれてて、万全ではなかったのが残念だけれど (翌日仕事だったし)、見事、忘年会を楽しめたと思う。
来年は、どういう年になるのかな。もう少し自分の時間が欲しいと思う。

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