The 9 = Beethoven : Sym. 9
Posted on 2007年10月06日 | コメント (0) | トラックバック (0)
自発的に音楽を聴くようになった 10 代前半より、クラシックが好きで、それは今でも続いているのだけれど、それでもなかなか積極的に聴かなかったのが、ベートーヴェンの 9 番交響曲だ。
年末によく TV で演奏が放送されるし、近所の図書館でも無料で貸してもらえるのだけれど、これまで何度チャレンジしても最後まで聴きとおしたことが無かった。
ところが最近、通勤がちょうど 70 ~ 80 分程度だからか、今週は 2 回も通して聴いている。とても素晴らしい曲だと思う。聴いているのは上の画像のとおりフィリップ・ヘレヴェッヘの CD。
以前、この曲の DVD にて、ベートーヴェンがこの曲を作った時代は戦争が多い時代でもあり、人類愛もへったくれも無かった時代だった、そこでベートーヴェンはこの曲を今この時こそと発表した、ということをバーンスタインが言っていたのを、見た覚えがある。
その通りだと思う。暗い第一楽章から、スケルツォ、緩徐楽章が続き、また暗い出だしから始まる四楽章から突然、バリトンが「おお、友よ!」と歌いだすところから、みんなが知っているあの合唱が始まる。その内容はまさしく人類の世界平和を呼びかける歌詞だと感じる。wikipedia に対訳があるので読むとなおさらだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA_(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)
ベートーヴェンは好きな作曲家だから、他の曲はよく聴いていたが、ようやくこの曲が本当にいい曲だなと思うようになった。
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