渋谷でひとりぼっち

Posted on 2008年06月28日 | コメント (0) | トラックバック (0)

厚木で働くようになって、3 年目なのだが、自宅が世田谷なので、都会に住みながら地方で働くという状況が続いている。
朝起きて会社に行く→仕事する→自宅へ帰って寝る、ということを繰り返していると、世田谷に住んでいることのメリットがほとんど無い。都会に住みながら都会の人ではないのである。そろそろ都内で何が起こっているのか、アタマの中から抜けてきた。

昨日は、会社のある制度が変るということで、その説明会参加のために渋谷に行ってきた。人数が多いから本社の会議室ではなく、貸会議室である。クーラーが効きすぎて閉口したが、まあそれはいいとして、説明会が終わった後の 21:00 ぐらい、さて金曜だから、ゴハンどうしようかなと思ってビルの外に出たら、妙な孤独感を覚える。
説明会参加の際に、同じ境遇の人を探し出して時間を合わせるということもできたのだろうが、僕の業務が社内でもわりと少数派であり、ああいう大人数の説明会に一人で参加するという方が好きなのだけれど、今まで知ってた街でこういう気分を味わうとは思わなかった。

逆に僕が地方出身で、東京で働くためにこっちで暮らしてるという人だったら、プライベートな部分で土台を作れるまで、ずいぶん孤独感を感じるんだろうなと思う。きっとそういう人は多いだろう。
また、なんらかの事情で地方に住むという必要が出てきたとき、さらに境遇は難しいものになるのではないかと思う。東京は人がいっぱいだから、同じ趣味を持つ人に出会える確立が高いけど、自分の趣味嗜好は、やはりマイノリティだよね。

で、

こいつぁ逆に一人なのを有効活用しなきゃなと思って、一蘭でラーメンにしようかと思ったら、金曜夜の飲み会〆ラーメンの人でなかなか待つ様子だった (回転はいいお店だけれど)。
結果的に O 氏のソウルフード店「二葉」にて海老天+もりそば大にする。二葉んまい。

その後、千歳烏山ラグタイムまで行き、ご存知のメンバーと話をする。昨日はトヨちゃんとクラシックの指揮者やプレイヤーの話をし、昆さんとオリジナルを作ることについて話をした。0 時過ぎにタクシーで帰宅。運転手さんは僕ととても顔が似ている人だった (でもこの人のクルマに乗るのは 2 回目)。

080628.jpg

ますや@本厚木

Posted on 2008年06月21日 | コメント (0) | トラックバック (0)

先の金曜の夜、ようやく念願かなって、本厚木の立ち呑み屋「ますや」に行く。

080621.jpg

誤ってモバイルサイズで撮ってしまった。場所は正確には↓である。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.22.0.2N35.26.9.2&ZM=12

ビール (\380)、ホッピー (\320)x2、焼鳥 (皮ムネ)、モツ焼、モツ煮で、\1560 だった。まあこのぐらいか。すきっ腹だったこともあり、駅までの足が若干ふらつく。
立ち呑み屋はローカル・ルールがあって実際にお店に入ってみないとわからないことが多い。「三百文」は食券制だったし、以前、神田で呑んだときは、キャッシュペイメントだった。
で、ここはオネエちゃんがキチンと伝票をつけてて、最後に支払う。どの時点でどういう風に注文するのか全くわからなかったから、オネエちゃんが近くにいるところのテーブルに着き、手が空いたところですかさず「ビール!」と言ったら、注文スタイルが正解だった。

こういうお店は僕なんかは本当に若造になる。逆に、こういうお店に興味が出る年齢になったのかなとも思う。修行っていうほど大層なものではないと思うけど、まだまだ、経験することはいっぱいあるねぇ、と空けて、今朝、そう思った。

====
この日は、その後、本厚木駅構内のハコネソバで特製冷やし蕎麦を食べて、帰りの急行でぼーっとしてたら、下北沢まで行っちゃったから、Junc で飲む。終電にて帰宅。

水木しげる、矢口高雄、80/81

Posted on 2008年06月18日 | コメント (0) | トラックバック (0)

まだ 6 月だが、そろそろ夏休みの計画を決めなきゃならん。ちょうど第 2 週ぐらいになるので、どこに行こうか考えてる。
去年は妻の実家 (新宿区) に 4 泊 5 日し、気温が灼熱のシティライフを楽しんだが、ずっと東京だと何か不十分な感じがしたので、今年の夏は短くてもいいから、どこかに行こうと思う。
たぶん松本の東横インに 1 ~ 2 泊程度とまって、地元の友人と飲むと思うのだが、プラスαを決めておかないとな。

どこの行くのか、そのヒントというところで、なんとなく軽~く気になっているのが、水木しげると矢口高雄。どちらも人物に比べて背景が極めてリアルだけれど、特に気になってるのは、その背景が昔の田舎の景色であること。こういうところ、水がきれいに流れているところに行ってみたいよなと思う。松本周辺だったら、安曇野だろうか。

水木しげるについては、図書館で妖怪事典を借りてきて見ている。
妖怪は神様で、基本、伝承であるけれど、都会に住んでいるとなかなか見られない (幽霊はいるんだと思う) 。
僕が生まれた頃には、すでに妖怪が見られない時代になっていて、それが証拠に僕は生まれてこの方一度も妖怪を見たことが無い。

水木プロダクション : http://www.mizukipro.com/
矢口プロダクション : http://www.sampei33.jp/

080618.jpg

数週間前から集中的にクラシックを聴いてるということを書いたが、最後の週はドヴォルザーク & シベリウス・ウィークで終わりにし、久方ぶりに来月はじめにリハーサルをやることもあって、ようやくジャズを聴き始めた。
今日、ピックアップして聴いたのは、Pat Metheny の "Everyday (I thank you)" という曲。収録アルバムは「80/81」。9 分程度の曲。
昨年マイケルが亡くなって、その追悼の席でメセニーがこれをソロで弾いたという。まだ未視聴だが、youtube にもブレッカーとメセニーがやった映像があるようだ。

この曲と、「Question & Answer」に入ってる "Never Too Far Away" はとても雰囲気が近く、一応、通常のスタンダードと同様、コーラスで割れるのだが、一回のコーラスがとても長い。

通常、スタンダードをやる場合、アドリブ・ソロの頂点がどこになるかというと、概ね "何コーラス目のドコ" というポイントになるけれど、この曲についてはそういうのがなくて、1 つのコーラスの中に頂点になる箇所がすでに設けられている。歌モノのバースのように、曲全体に大きな流れがあって、その流れにソロイストが自由に乗るようになっている。
おそらくこれは、意図的にこういう構成にしたのではなく、自由な発想で作曲したからこうなったんだろうと思うのだけれど、どうだろう。で、オーネット・コールマンからの影響があるんではないかと思う。オーネット・コールマンの曲はシンプルだけれども、曲の作り方の自由さは大変近いと思った。

でも、この曲を今の自分のやってるバンドではやらないと思う。PMG の曲ではないけれども、同じぐらい重量級の曲で、アマチュアがおいそれとやる曲ではなく、また、逆に、この曲を上手くやる腕があったとしても、曲自体の引力がありすぎて、レコードになっているスタイル以外になるまで解体する = 自分のスタイルでやるのが難しいと思う。より自分らしくなるためにジャズみたいな自由度の高い音楽をやっているのに、わざわざ誰かになる必要は全くないんじゃないかと思う。

IRAKERE LIVE

Posted on 2008年06月15日 | コメント (0) | トラックバック (0)

あの IRAKERE LIVE が CD 化されたので、ロドリゲス氏を介して購入。

080615.jpg

面子は以下のとおりで

Jorge Alfonso
Carlos Averhoff
Carlos del Puerto
Paquito d'Rivera
Carlos Morales
Enrique Pla
Arturo Sandoval
Chucho Valdés
Oscar Valdés
Jorge Varona

パキート・デリヴェラとアルトゥール・サンドバルがいる。

だからというわけではないが、物凄く熱い暑いアルバム。僕はカリビアンな食べ物をよく知らないが、夏に激辛なものを食べるのと同じノリのアルバム。アヒー。

秋葉原の事件

Posted on 2008年06月14日 | コメント (4) | トラックバック (0)

今後、自分が当事者になることはないけれど、何らかのの形で、同様の事件がまた起こって、その当事者と何らかの関係があるポジションに、自分がいるということは、誰にでもあると思う。

例えば、過去・現在の同僚、元同級生、友人・知人、クラブやサークルの先輩・後輩、親戚、仕事先のお客さん、生きていれば様々な人に会う。ナニカに凹んで、死んだ方がラクなんじゃないかと数秒単位で思ったことがある人も多いだろうし、親戚や友人、知人に自殺者がいる人もいると思う。
秋葉原の事件は、矛先が当事者以外に行ったわけだが、矛先が当事者に行かなかっただけで、ベクトルの長さに差は無い。被害が他者に行ったのは、判断を誤ることに寄ったわけだが、徳育の不足が招いてはいるけれど、徳育ではないことを吹聴する人が多いのも事実で、根源には欲深さがあると考えている。

欲深さが無いと、逆にゴハンが食べられない立場になってしまうし、敵に該当するナニカに負けてしまうのでそれはそれで重要だが、かといって持っているものをシェアしてあげないと、やっぱりねじれてしまうと思う。
今の社会全体が良くないので、こういうことが起こったことは誰でもわかることだけれど、社会を良くしようと努力するのも、誰だってできることだ。

人に優しく接するのは誰でもできるのに、なんでか社会は丸くならない。だけれども、見つけた時に、それを少しでも軽くしてあげるフォローは、忙しくても可能なのではないかと思う。時代の変化が、如実に判る昨今、一人だけに依存せず、一人一人が合わせれば、と思う。

今までだったら、こういうことは日記に書かなかったけど、今回ばかりは、書いて示した方がいいと思った。

080614.jpg

* 画像は http://www.shihei.com/tokyo_001.html よりいただきました。

LPIC-1 101

Posted on 2008年06月08日 | コメント (0) | トラックバック (0)

まだ 102 が残ってるけど、まずは受けて、合格してきた。
今日、明日はちょっと休んでまた次に向かって準備します。

MEMO
・13:45 スタートで 13:30 集合となっていたが、もう 13:30 からスタートさせられちゃう。
・ID を打ち込んだら時間を待つことなく、スタートできる。
・終われば退出してよし。
・エルタワーの B1 に AM/PM あり。
・6F のトイレはウォシュレット。TOTO も同じビルだね。そういえば。

BO DIDLEY GONE

Posted on 2008年06月08日 | コメント (0) | トラックバック (0)

何年前かは忘れたんだけど、モントルーに出ているのを見て、いつかちゃんと聴いてみたいなと思ってたら、今月の初め、訃報があった。
残念でなりません。

080608.jpg

持ってないからこれは今度ほしい。試聴してみたけれど、やっぱり僕の好きなサウンドだ。
Road Runner しか知らないけど、ギターのリフがとても気に入ってたんです。

http://www.youtube.com/watch?v=qs8FJergjas

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