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千歳烏山「RAGTIME」にて (2009/01/23)

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食べたもの (2013/08 ベトナム・ホーチミン, 5)

2013/09/01 12:40

ベトナムは「ドン(VND)」という通貨が流通しており、1 円 = 0.0050 VND 弱ぐらい。
おおざっぱですが

【表示価格からゼロを2つ抜いて、出た値を半分にする】

という計算をした。
例えば、49000vndという表示があれば、245円 弱という感じ。


■「PHO24」でフォー
ベトナム料理で最初に思いつくというと生春巻きとフォーだが、「PHO24」はそのチェーン店。数年前は日本にも出店していた。
妻はフォー・ガー(鶏のフォー)、私はフォー・ボー(牛肉のフォー)。あと、揚春巻きと「333」ビール。海外旅行の多聞にもれず、ご当地で飲む海外ブランドのビールはうまい。
牛肉のフォーは初めて食べたけど、肉は半生にゆでたものが出てくるのがデフォルト。また、具材(モヤシや各種ハーブ)は別皿で出てきて自分で乗せて食べる。ハーブはパクチーだけじゃなくドクダミのようなものやレモングラスもあった。
ファースト・フード風の外観だが前払いでもなくテーブル会計。




■「ニューラン」でバイン・ミー
分かりやすく説明すると、フランスパンのサンドイッチがバイン・ミー。ベトナムはフランスの植民地だったからか、フランスパンも含めてバターを使った食べ物がとてもおいしい。
東南アジアなので、バイン・ミーの具材は焼豚だったり酢ナマスだったり大量のパクチーだったりと、洋食とかけはなれた感じがするけど、それでも何の味に近いかというとサンドイッチという方が近い。
さっきまで自分のスネを入念に掻いていた兄ちゃんが、素手でそのまま肉と生野菜をパンに挟みこみ、普通のビニール袋に入れられたのを 25000vnd と交換で渡され、別注したたっぷり氷が入ったレモンジュースと一緒にイートインのテーブルで流しこむ。背後ではおしゃべりしながらエビの皮を剥く女性の従業員がおり、足元には飼い犬か野犬なのか、犬が二匹うろつく。
その他に骨付きチキンのフライにスィート・チリ・ソースをかけたのも食べた。30000vndだったが本当はいくらなのか知らない。
食後、特におなかが痛くなることはなかった。


「ニューラン」。イートインできる惣菜屋。


バイン・ミー。ここでもライムの類は別皿で置いてある。

ニューランはイートインが出来るが、店内メニューもあるので使い方がよくわからないから書いておく。
・店頭のショーケースのあるものを買う。
・イートインしたい場合、買ったものを持ってそのまま店内に入る。
・店内メニューがあるので、中から好きな飲み物をその辺にいる人に注文する。
・食後は、その辺にいる人にチェック・プリーズとか行って代金を渡す。(おつりがある場合は戻ってくる)
もし、店内メニューを食べたければ通常の飲食店と同じノリで注文すればいい。後ろで食べてたオッサンの肉そぼろかけゴハンうまそうだったな。
残念なことにビールはない。


■「ベトナム・ハウス」でベトナム料理
ドンコイ通り沿いにある、観光客にもわかりやすい料理店。値段も日本円に直すとそれなりで、一皿、400円〜1200円ぐらいだったと記憶している。
特にこのお店の名物料理というわけではないが、食べたかったのはこれ。


エビのココナッツ・ジュース煮。あんまりココナッツな感じがしない。まじうまいぞ。

その他、エビのフリッターや魚介の春巻き、五目焼きそば

エビが美味いので白ワインが飲みたくなったが、グラスワインはメニューから見つからなかった。しかし2人で一本空ける勢いもなかった。

レストランで食事をすると消費税10%、サービス料5%が別につくようになっている。先のニューランは料理店というよりイートインできる惣菜屋なのでそういうのは無かったが、PHO24は消費税別だった。


■「ロッテリア」でセット
ダイヤモンド・プラザ(韓国系)のフードコートにて。やや普通のものが食べたくなって利用。ハンバーガーは小ぶりだが、肉もチーズも脂分が感じられ、日本のものよりおいしいと思う。
値段がすごくて、日本で言うマックの昼のバリュー・セットみたいなのが、39000vnd. ポテトもドリンクもMサイズでついて195円ぐらいということ。


観光客向けのお店でなければ、ロッテリアですら日本の半額以下である。ミネラル・ウォーターもビールも。ビールなんかスーパーで330ml缶を買えば50円ぐらいだった。


■「Highlands Coffee」でアイスコーヒー
ドトールやスタバのように方々にあるベトナム/ハノイ発のコーヒー・チェーン。ブラックを頼んだはずなのに甘い、、、、がこちらのミスでも向こうのミスでもないと思う。ベトナムではコーヒーは甘くして飲むというのを読んだので、デフォルトで甘いのかもしれない。けれど、外資がこれだけ入っているんだから、なかにはブラックを飲む人もいるだろうとも思う。その辺りの正しいところを最後までつかめなかったのが、今回のベトナム旅行の×。



■「LION」で生ビール
ホーチミンでは昼間にビールが飲めない、といったら言い過ぎだが、衛生面で安心できる屋台みたいなお店があまりない。シンガポールのホーカーズみたいなところを見つけられなかっただけで、おそらくバックパッカー諸氏からしてみたら「え〜、●▲にあるよ〜」となるだろう。これもベトナム旅行での×である。
とにかくビールが飲みたくて、でもビアホイはハードルが高いこともあり、ホテルにいるときにベトナム・ナビで調べて行ったドイツ・ビールのビアホールである。
隣のテーブルでは女性x2男性x10ぐらいの華人と思われるグループが飲んでいて、みなさん黒ビールを召し上がっている。乾杯をし、一人で豪快に一杯空けるヤツがいたり、女子はスマートフォンで写真を撮ったり、早めに帰らなきゃいけないお父さんはみんなに惜しまれつつ先に退席したりと、日本と似た光景があった。
値段の詳しいところは忘れてしまったが、500mlジョッキが300円ぐらい、大皿のポテトフライやサラダが500円ぐらいなので、"ベトナムは日本の物価の半分以下" という認識とほぼ同じだから、日本のライオン等で飲むのとほぼ同じだと解釈している。ビールの味も日本のオクトーバー・フェストで飲める小麦の香りの強いドイツ風のビールだった。


そうえいば生ビールみたいにジョッキで飲むビールを東南アジアでは見ないな。タイガーやシンハーのジョッキなんて見たことないよね。


PHO24ではこういう飲み方だった。


つづく。



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