東京都美術館@上野で開催。来年1/4まで。
NY には行ったことが無いが、今後、行けるのかどうかもわからない。だからメトロポリタン美術館は憧れの美術館で、割引券をもらったのがトリガーになって行ってきた (11/17)。
特に印象に残ったもの。
・「フローラ」/レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン
生のレンブラントは、子供の頃に見たという覚えがあるが詳しい記憶がない。絵画で表現されている "光" に圧倒される。
http://www.metmuseum.org/toah/works-of-art/26.101.10
・「音楽を奏でる男女の羊飼いのタペストリー」/作者不詳
花、木、草、鳥たち、動物たち、男女、作品のもつ平和さに思わず微笑む。
http://www.metmuseum.org/collections/search-the-collections/170008702?img=0
・「トゥーライツの灯台」/エドワード・ホッパー
ホッパーは数年前に "Nighthawks" を知ってから好きな画家の No.1
現実的な事物をクールに描いているのにホッとする温かさが常にある。
http://www.metmuseum.org/Collections/search-the-collections/210009492
・「ボーデン湖、ウットウィル」/杉本博司
写真のことはずっとレポートだと思っていたのだが、これも光を用いた、表現なんだということがわかった。
http://www.metmuseum.org/Collections/search-the-collections/190018814
ゴッホの「糸杉」もあった。有名な画家の作品というのは迫力や存在感がある。見せ方もあるのだろうが。
絵画も音楽も、たんに空間を彩るのではなく、人間の営みや感情がこめられる。作品の持つストーリーを理解して何かを感じるというよりは、作品の持つエネルギーに心を動かされる。
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