懸案だった、新しいピアノ購入問題が、終結しました。AMAZON にて購入です。
アコースティック・ピアノではなくなりましたが、よくよく調べて検討した結果ですので後悔は無いです。
ピアニストは自分の楽器を持ち歩けないので、楽器に対する愛着は、他の楽器の人よりも薄いのではないかと感じているのですが、今まで使っていた Roland FP-8 は、本当に良い楽器でした。買ったのは大学一年の時です。かなり無理矢理だった覚えもありますが、当時の僕にはどうしても必要だった楽器でした。コレが無ければ今の自分はいません。
ドナドナ前。
大変タッチの重い楽器でして、非常に練習になりました。後継機種として FP-4 と FP-7 が現行ラインナップにありますが、タッチの感じは似てますが、重さが全く違います。ピアノとして不自然なんではないかと思うぐらい重い (笑)。
この楽器で、夏休みとか学校の無い時は、1 日 8h ぐらい練習してました。ハノンとかバッハとか。もちろん設定で一番タッチを重くして。コレをやったから、社会人になって日々ブランクがある状況でも、自分のサウンドがある程度出せていると感じています。ありがとう!。
(そういえば、Butter Finger さんの Nothin' But Flying やサブタレの時もこの楽器を使ったのだ)。
新機材。YAMAHA p155 (開封前)
FP-8 よりも 10 万ぐらい安い楽器ですが、機能は 4 倍ぐらい良くなっています。この値段でこの機能。隔世の感は否めません。
タッチの重さについては、FP-8 の方より軽いのですが、これぐらいの重さのアコースティック・ピアノってあるよな、という感じです。また、キーボード的な感覚もなきにしもあらずという感じですが、その感覚は、手から鍵盤に伝えたアクションに対し実際に出てきた音がスピーカーからという違和感によるものです。従って、アコースティック・ピアノを弾かない限り、その違和感はぬぐえません。
ただし、DAW スピーカーやキーボード・アンプを使えば、ある程度、生ピアノと同様のパワーを持つことが出来ます。
ピアノを習得する上で最も大切なのは、ピアノの鳴らし方を身に付けることなのだと考えていますが、普段は社会人として働いている僕としては、何しろ鍵盤を触っておく方を選びました。こういうタイプの楽器は使うだけ使って、使い倒す方がいいです。早速、しばらく中断していたハノンをやりましたが、十分、練習になると感じました。
(上記とは別件ですが、6/23 の職場からの夕焼け)
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