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千歳烏山「RAGTIME」にて (2009/01/23)

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【ライブのお知らせ】
11/15 (sat) 19:30-
千歳烏山 J-mood
http://tritone.m78.com/j-mood/
昨年に引き続き、そして今の自分が取り組んでいるエレクトリック・ピアノのよるトリオです!
Shin Teshima(el-p), Takeshi Nakamura!(el-b), Sakato Hata(dr)

龍山寺、台北101、九分、故宮博物院、の話 (2014/08 台北, 3)

2014/11/01 14:40

初めての台北なので、ガイドブックにありそうなところを中心に出かけた。

初日 : 龍山寺、台北101
2日目 : 故宮博物館
3日目 : 九分(分は、にんべんに分、"イ分")

総ナメというほど多くのところは行っていない。中正記念堂とか淡水とかは行っていないし。台北は旅しやすいし近いしで、また行けるだろう。

龍山寺(ロンシャンスー)



台北101(タイペイイーリンイー)


からの夜景1
ライトアップされるビルの色彩が明らかに日本ではないなと


からの夜景2



故宮博物院
僕はMRT淡水線の士林駅からタクシーを使った。帰りもタクシーを利用。具体的なタクシー乗り場は無いが、タクシーから降りた場所に行けばタクシーを捕まえられる。


九分(ジャウフェン)


九分(ジャウフェン)



これらの観光地で特によかったのは龍山寺と故宮博物院だった。
龍山寺は中国の寺と言えばそうだが、この国の人々の信心深さがわかり、日本だと大晦日ぐらいにしか見られないような壮大な祈りが、日常的にあることがわかる。
また、故宮博物院についても、日本にも国宝を多数収めた博物館はあっても、規模や歴史の深さが全く異なる。龍山寺や故宮博物院と同様の場所は、日本には無い。
正直、あの象牙の玉のような超絶的に贅沢な品を僕は日本では知らない。

チャイナタウンは、その国の政治姿勢がどうあれ世界各国で見つけることができるけれど、彼らがなぜ母国を離れて華僑として生きているのか、華僑の内的な精神性とは何か、何によってそれが育まれたのか、3年前にシンガポールのチャイナタウンやプラナカン様式の建物に行った時に感じ、いつかそれを分かりたいと考えていた。
台湾は、共産化する前の、最初に中国に民主主義国家を作った人々が、種々上手行かずに流れ着いた島での国家だが、大げさかもしれないが、実に粘り強いルーツがここにあると思うと、国土の大きさではなく、日本は小さく内向的な国だと感じる。

中国製がどうだとか台湾製がどうだとか、日々そういうことを気にして僕らは生活しているけれど、製品の質で国力を誇ることがあっても、あまり快適とは言えない環境で一生懸命生きる、生への欲求やタフネスさ、表にはなかなか出てこない深い精神性に敬意を表したいと考えた。華人の本質はそこにあるとすら思える。

九分については、観光地として有名になりすぎた感が強い。



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