jazzresort.org

shin teshima's official website

千歳烏山「RAGTIME」にて (2009/01/23)

home profile oldlogs rss2.0


Roland RD-64

2014/04/19 13:10

向こう五年ぐらい、自分でやるバンドをエレピのバンドにしたいと考えていて、持ち運びがラクなピアノタッチの機材を欲しいと思っていたら、昨年、Roland RD-64 という恰好の機材がリリースされた。
即座に買うことも検討したが、使う頻度と価格の折り合いが気になり、中古が出回り、8万円切るようなことがあれば買おうと考えていたところ、消費増税前にカカクコム見ていたら、あーら!¥67200(税・送料込み)ですってよ。

Roland RD-64。上はYamaha P-155
3/25に到着。

これまで常設していた P-155 とタッチが違うので、慣れる必要を感じ、入れ替えてしばらく弾く。

最初、思い描くエレピの音が鳴らなくて、やはり nord には勝てないのかなと思ったが、弾き慣れてくるうちに、音が出せるようになってきた。
このデジタル・ピアノについてスペック的に nord と比べて良い点があるとしたら、鍵盤のタッチだけど、逆を言えば、本物のローズのタッチ感と出音を再現するあまり、かえって弾きにくい楽器になっていると思う。たとえばスタジオやハコでローズに出会うとコントロールが難しかったりするのと同じ感じ。ちなみにコツは "気持ち強めに弾く" ことで、低音を弱いタッチで弾くと「ギーン」というノイズ音があってよろしくないのだが、強く弾くと「ブーン」というエレピ独特の、エレキベースのような力強い音が出る。頑張ればレイ・マンザレクごっこができるかもしれない。
nord はよく出来た楽器だが、エレピの気持ちいいアノ音の再現に力を入れているけれど、Roland はピアノとして作りこもうとしているので、物作りの考え方が違うのだろう。
ということが、よくわかった。

あわせて、新しい機材導入にあたり、これまで使っていた機材を手放した。

上はm-audio Prokeys Sono61。下は KORG DS-8

上はm-audio Prokeys Sono61。下は KORG DS-8。
Prokeys Sono は仙台に行くために買った楽器で、KORG DS-8 は大学の先輩から学生時代に¥15000で買ったものである。ヴィンテージと言ってもいいぐらいのFM音源シンセだ。
4/5 に保谷の音響機材屋にて売却。冷たい話だが、金額がついて買い取ってもらえるところがここしかない。

いままで本当にありがとう!



<< prev




oldsite(-2007/09/03) oldblog(2007/09/03-2010)

Copyright © 2007-2072 shinichiro teshima, All Rights Reserved.