僕は今年で41才になったのだが、年齢の話をすると、その年齢の下一桁が0のうちは試運転のようにまだ前の年代の感覚でいられるけれど、下一桁が1以上になるともう引き返せず、ようやく該当の年代らしい症状が現れると認識している。40になった直後は「なぁ〜んだ前とおんなじじゃん」と思うけれど、41以降になると「うわぁ〜やっぱトシだなぁ」と思うことが多い。20-21才、30-31才、いずれもそうだった。
今年の初めぐらいから、そういう年齢というか経年変化が自分に起こるようになり、そのうちの一つとして、今まで積極的に聴かなかったボサノバをむさぼるように聴くようになった。実のところミュージシャン仲間の諸先輩方で、40過ぎたあたりからボサノバ含めたラテン系の音楽に狂い始めるのを僕のまわりでよく見かけたので、みんなに起こったことが自分に起こっていると思うのである。
むさぼるようにボサノバを聴くようになり、Joao Gilberto の Aguas de Marco に入っている Undiu にハマった僕は、とうとうMarcos Valle の Previsao Do Tempo を買い、まだまだ続きそうである (ミュージシャン名や曲名をアルファベットで書いているのは意図的に気取っている)。
そういうわけで南米に行きたいと思ったのだが(2月ぐらい)、高そうだと予測しつつ調べてみれば本当に高いのがわかり(GW明けぐらい)、諦めた結果、明日からベトナムのホーチミンに行ってきます。
oldsite(-2007/09/03) oldblog(2007/09/03-2010)