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リトル・インディアとチャイナ・タウン (2011/05 シンガポール, 6)

2011/05/12 21:41

シンガポールの位置なのですが、マレー半島がマラッカ海峡にあたる最先端に位置しています。アフリカで言うと喜望峰と似たようなところで、海運上、船が必ず通る箇所です。まず海のシルクロードの一拠点として栄えました。
その後、大航海時代に欧米の植民地として取り合いになり、もみくちゃにされ、最終的にポルトガルにめちゃくちゃにされ 300 年間ほど、海賊や貿易者がたむろする小さな港になります。
その後、話は 1800 年代の初めまでに飛びます。この土地に英国のラッフルズという東インド会社の重要人物が上陸し同社のアジア拠点として近代化が始まります。
港に必要なのは物資を出し入れする港湾労働者ですが、ラッフルズという人はとにかくウェルカムで人を集めました。そして、最初は単なる港町だったシンガポールに、人がガンガン集まります。特に多かったのが中国人です。
このラッフルズという人が偉かったのは、集まった人に英国流を押し付けるわけではなく、集まった人が定着するよういろいろと手助けしたことです。端的なのは (今回訪れなかったですが)、アラブ・ストリートのサルタン・モスク。英国人がイスラム寺院建立のために金を出したわけです。そういう施政をしました。
そういうわけで、シンガポールには華人、最も隣国のマレーシア人、インド人が多く集まっています。もちろん他の東南アジアの人々も。
今回の旅行ではリトル・インディアとチャイナ・タウンに行ったので写真を貼ります。

* リトル・インディア

街並み。建物からわかるとおり、様々な様式が混ざる。


Tekka Centre。ショッピング・センター。1F にホーカーズと食材店があり、2F、3F はサリーといった服飾や家庭用品のフロア。


Tekka Centre の食材店街を上からのぞく。
5/2 はメーデーで祝日扱いだからお休みのお店が多い。


魚屋。マナガツオやボラ、ワタリガニを売ってるもよう。


鳥屋


服屋


スリ・ヴィラマカリアンマン寺院


ムスタファ・センター。24 時間営業の激安百貨店。東京で言うと上野の多慶屋みたいな感じ。
ここについては心残りなことがあって、シチズンのアナデジテンプがすげー安く売ってて、結局見逃したんだよね。あれ、日本じゃ逆輸入でしか売ってないし \20000 ぐらいするんだよな。少なくともそんな金額じゃなかったもんな。ここ。
両替店とか、電気店はインド系の人がやっているのを多く見かける。ムスタファ・センターの両替店はレートがいいらしい。

リトル・インディアは、シンガポールでも最もエスニックな街のようで、街全体が香辛料 (=カレー) の匂いで充満していました。なんというか TV の砂嵐の音みたいなのがザ〜っと耳に入り続けるような感じで、香辛料の匂いが鼻に入り続けます。


*チャイナ・タウン

街並み。チャイナタウンはやや観光地風なところがある。横浜中華街と雰囲気は似てると思う。どこの国のチャイナタウンも同じような感じなのだろうか。


街並み2。建物の様式が明らかに中華っぽい。妻曰く「ジャッキー・チェンが格闘しながら建物に突っ込んだら、中ではマージャンしてるおじさんがいっぱいて、たまたまつかんだ牌を敵に投げたら役満の当り牌だった」みたいな感じとのこと。



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