・例えば、「ここは D だろ〜」と思って演奏した音が実は E だった、みたいなしくじりが発生しするのはあわてているから。 (これは仕事と同じ)
・間違えたら次は直すようがんばる。また、次でいいという気持ちも持つ。
・理想に対して妥協しない。これが面白さを生む。
・練習についてカリキュラムは設けない (練習のゴールはカリキュラムをこなすことではなく、目的に到達することがゴールということか?)
・練習の時は考えるけど、パフォーマンス中は考えない。なおリハーサル時は考えない状態でパフォーマンスする。
・作るフリーと壊すフリー。= 自由に作るというフリーと、自由にやってよいという名目のもと破壊するフリーがある。さらに「誰もやったことが無いことをやる」ということだけが目的であるなら、後者のニュアンスが強くなるもよう。(どちらに興味があるかは個人差があると思う。ただし僕は前者にやや興味があるのではと感じている)
先人の話を聴きそれを自らに生かすというのはどの世界でも同じなわけで、話の根幹について再考すると、考え方にあまり変わりが無いという感想を持つ。しかし (意識的かどうかは別として) プライベートとオフィシャルを分けた生活を余儀なくされている実情があり、あくまでもその上に自分が乗ていることを前提してはいるが、全く違うと考えている世界の人に言われると、目からウロコが落ちる。
ところで、昨夜はラグタイムに閉店までいて、それが長い時間ジェンキンスに説得されていた夜だったこともあり、今、音楽について考えることが、たいへん活性化している。
やりたいと考えてることがあって、それは官能を呼び起こすものをやりたいと考えている。もちろん艶かしい音楽を表現したいということではなく、僕がやっている芸能でもっとも馴染みがある音楽において、意識的に官能を発生させたいと考えている。音楽は時間芸術だけれど、空気を振るわせる空間が存在しており、その空間を官能で満たすことができないかと考えている。
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